OpenLiteSpeed をアップデートしたら管理画面が認証不能になった場合の対処法

Enterprise Linux 9
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以前構築した OpenLiteSpeed ウェブサーバーが、dnf-automatic で夜間自動アップデートされたのですが、ウェブサイトにアクセスすると 503 エラー(Service Unavailable)を返して閲覧できない状態になっていました。

この 503 エラーに関しては OLS のサービスを再起動(systemctl restart lsws.service)する事で、すぐに復旧する事ができました。

詳細を確認するため OLS の管理画面にアクセスしようとしたところ、設定した管理者パスワードを正しく入力しても Invalid credentials が表示され、ログインできない状態になっていました。

環境

  • OS: AlmaLinux release 9.6 (Sage Margay)
  • ウェブサーバー: OpenLiteSpeed
    • アーキテクチャー: x86_64
    • アップデート後のバージョン: 1.8.4-4.el9
    • リポジトリ: litespeed-update
  • ホスティング: ConoHa VPS(メモリ 2GB)
ConoHa VPS

対処法

OLS 管理画面のログ(/usr/local/lsws/admin/logs/error.log)を確認したところ、/usr/local/lsws/admin/conf/htpasswd が見つからないというエラーが記録されていました。

ディレクトリのファイル一覧を確認しても、htpasswd がありません。

どうやら、アップデートの際に htpasswd.rpmnew と htpasswd.rpmsave に置き換えられてしまったようです。

htpasswd.rpmsave をコピー(-p オプションでパーミッションを維持)して htpasswd を配置する事で、無事 OLS の管理画面にログインできるようになりました。

ConoHa VPS

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